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永年にわたる資金調達コンサルティングの豊富な体験を基に、資金調達のイロハから、高度なノウハウまで、資金調達に関連する情報満載のブログです。 別に運営する「思うように資金調達ができない方へ」のデーターベース的なブログでもあります。
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今の銀行は以前と違い、保証協会の保証が出ないと、
特に新規取引先に対しては融資をすることはありません。

ほんの数年前に熱心であったビジネスローンも、以前よりはかなりハードルが高くなっています。

ですから、過去に保証協会に求償債務が残っている場合は、
保証協会から保証が出ないので、言い換えると銀行から融資を受けることが非常に難しくなります。
 
例えば、再チャレンジ支援にしても、必ず残っている求償債務を含んで、
新たな保証額とプラスして、何年で返済できるかの事業計画が必要になります。

今の銀行の保証協会ありきの姿が正しいとはとても思えませんが、
現実的には保証協会と過去のトラブルがる場合は、
非常に銀行融資を受けるにあたっては不利になるので、
金額が大きくなければ、必ず過去の求償債務については精算しておく必要があります。

もし求償債務の残債の額がとても精算できない金額であれば、
新たに会社を代表者を変えて設立するか、
リスクはありますが、本社の所在地を違う都道府県に変えてみる必要があります。
 
新たに会社を設立するのは、対取引先や業種にとってはまずいこともあるかもしれませんが、
でも、銀行からの融資を円滑にしようと思えば、
現状のまま保証協会の保証が受けることができずにいるよりは、
新たに銀行と普通の取引を始めるのに2年かかったとしても、
結果として、新しい会社を違う代表者で設立した方が早く融資を受けることができるようになると思います。

これは求償債務が残っている場合に限らず、リスケしている場合も同様です。
ともかく保証協会とのトラブルは、銀行融資を受ける時の大きな阻害要因になるので、
気をつけていただきたいと思います。
 
アドバイス  
超金融業界に力がある某政治家に相談したことがありますが、保証協会とのトラブルがある会社に対する支援はできないとのことでした。

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プロフィール
私は資金調達コンサルティングをコア事業にした会社を、事業パートナーの都市銀行出身の元銀行マンと経営しています。 私の前職は不動賃貸業や不動産開発業の会社のオーナーで、バルブ期にはピークで約500億円の借入金があり、この処理にあたって修羅場もくぐり、この時の経験から銀行被害の方へのサポートをするようになり、このことが高じて、現在の中小企業や個人の方々の資金調達のお手伝いの仕事を始め、現在に至っています。
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